介護の豆知識【口腔ケア】
介護の豆知識、第二回目は「口腔ケア」について。
口腔ケアとは、誤嚥性肺炎の予防や口腔疾患の予防、またQOLの向上(利用者様が健康心身ともに健康な状態)のために行う、口腔洗浄、義歯の取り扱いなどのことをいいます。
食後に口をすすいでもらい、また歯ブラシで歯を磨いた後にうがいをしっかりと行うことで食べカスが残りにくくなります。
歯ブラシの動かし方は、細かく動かし、1本1本丁寧に磨くような感じです。歯ブラシを大きく動かすと、歯の膨らんだ舌に触れる面だけつるつるになるため、うまく磨けたように錯覚するため、細かく動かすことを意識して行いましょう。
また無歯顎の人(歯の無い人)の場合は、通常の歯ブラシを使用すると歯茎が傷ついてしまうため、スポンジに柄がついているタイブのブラシを使用します。
とくに歯茎と唇の間の部分に食べかすがたまりやすいので、しっかりとブラシで取り除きましょう。
ブラッシングを毎食後に行うことにより、生活のリズムを作ることもできます(^^)!