介護の豆知識【排泄介助】
介護の豆知識、第三回目は「排泄介助」について。
トイレに行きたいという意思がある方に、トイレへ連れて行く際のコツについてご紹介します。
まず「トイレに行きましょう。」と声掛けをしますが
私たちは、ご自身がトイレに行きたい、という気持ちを引き出すために、例えば
「暖かいタオルで拭くと気持ちいいですよ。」
「肌がかゆくなってしまいますよ。」
「お着替えのついでにどうですか。」
など、ダイレクトに「オムツを替える」という言葉を使いません。
排泄する際にも、目の前で待機するのではなく、カーテンや扉を閉め、中の状況がわかるような場所で待機しておきます。
ご自身の尊厳を傷つけないような言い回しや対応をすることで、よりトイレに行きたいという気持ちを引き出すようにしています。
また排泄介助をする際に、皮膚トラブル予防のために排泄していない場合でも基本的にパッドを替えるようにしています。
リハビリパンツやオムツを着用していると、蒸れてかぶれてしまうことが多いので、暖かいタオルで拭き、指定がある場合は保湿剤で肌を保護します。
排泄介助は「大変そう」「難しそう」というイメージがありますが、コツをつかむと楽にこなせるようになりますよ!(^^)!