介護の豆知識【入浴介助】
介護の豆知識、第5回目は「入浴介助」について。
まず入浴する前に、要介護者の方の体調のチェックを行います。
体調が良くなければ、無理には入浴をせず暖かいタオルで身体を拭くようにします。
体調が良ければ入浴をします。
高齢者の方は特に「ヒートショック」になりやすいので、温度差に気を付けながら介助をしましょう。
【ヒートショックにならないようにするためのポイント】
・浴室に入る前に、脱衣所や浴室を温めておく
・シャワーを足先にかけて、お湯が適温かどうかを聞く(大体40度前後)
・湯舟に入る前に、身体全体にシャワーを掛けて温める(足先から徐々に全体へ)
・シャワーを掛ける際は、「背中に掛けますね。」などと細かく声を掛けながら行う
湯舟に入ったら必ずその場を離れず、介護者の方がのぼせてないか、などをこまめに確認しましょう。
最後に濡れた身体をバスタオルで拭き、脱衣所に置いた椅子に座り、保湿などを行います。
高齢者の方も、身体を清潔にするために入浴は欠かせません。
湯舟に入ることで身体が温まり、気持ちもリフレッシュしますよね(#^^#)
高齢者の方は、毎日石鹸で身体を洗うと皮膚の乾燥が悪化する場合があったり、温度差によって心臓に負担がかかってしまう場合があるので、入浴は週2~3回を目安に行うと良いでしょう。