イザカマクラ便り

腰痛

コロナ渦で運動不足になり、今まで腰痛とは縁の無かった人もぎっくり腰になったり慢性的に腰痛を抱えるようになってしまいました。

特に季節の変わり目は注意が必要です。

春は一日の気温の変化が激しく、朝晩と日中では10度近い気温差がある日も珍しくありません。

冬のように一日を通して寒い日や、夏のように暑い日は体がそうした環境に順応しますが、一日の中で気温差が大きいと体はついていけず、血行も悪くなります。

そうすると筋肉が固くなり体の循環がうまくいかなくなってしまいます。

さらに、日中の暖かい時間帯に薄着して出かけてしまう事がありますが、夜になって急に寒くなると私たちが思う以上に体は冷え、思いもよらぬケガやぎっくり腰に繋がってしまいます。

腰痛の大敵は冷えですので、この時期は体を温める事がとても重要なのです。

今回は簡単にできるストレッチを紹介したいと思います。

【起床時のストレッチ】

①寝具の上で仰向けになり、両足を伸ばす。

②足の指を左右に倒すイメージで軽く揺らします。

③足を揺らしながら、両手をグーパーしながら体の末端を動かします。

④背中からおしり、太ももの裏側が伸びていることを感じながら片膝を曲げて膝を体に引き寄せましょう。(逆の足も同じように引き寄せます。)

⑤最後に可能であれば両足を腕で抱えるようにして一緒に引き寄せてください。

【座ったままでできるストレッチ】

①片足を持ち上げて反対側の膝の上に足首を乗せます。

②そのままゆっくり上体を倒していく。(猫背にならないように背筋を伸ばす)

③同じ動作を、反対側の足でも行います。

こちらの座ったままできるストレッチはデスクワークの私も1日に何回もやっていて、おしりの筋肉がのびて気持ち良いですよ(*’▽’)

外出の機会も減ってしまい、運動不足も方も多いと思います。

お家でできるストレッチなどで筋肉をほぐして自身の身体を労わるのも良さそうですね。