夏の風物詩
今回は、鎌倉と江の島の夏の風物詩を紹介したいと思います。
◆江の島灯篭2022
7月23日(土)~8月31日(水)
点灯時間 18:00~20:30
(土・日・祝と8/11~16は18:00~21:00)
江島神社の入り口にある瑞心門は光の絵巻がテーマになっており、
悪行を重ねる五頭龍だが恋心を抱く天女に諭されて悪行を断つとゆう江の島の伝説をシーンごとに異なる光で表現をしています。
タイミングごとの違う雰囲気の瑞心門を見ることができます。
瑞心門から江島神社まで、空と海に囲まれた江の島ならではの光の演出がされています。
また、サムエルコッキング苑では、五頭龍と天女の「江島縁起」の物語を影絵灯籠で再現しています。
期間中最終入場は19時半までになっておりますのでご注意ください。
◆鎌倉 ぼんぼり祭(鶴岡八幡宮)
「ぼんぼり祭り」は名前のとおり境内の参道や御本殿に続く大石段の両脇にぼんぼりを設置し、
日没と共にろうそくで1つ1つぼんぼりに灯りが灯されます。
ろうそくを持った巫女により、すべての雪洞に灯り幻想的な空間になります。
鎌倉に由縁のある著名人の方々が描いたぼんぼりが参道に飾られます。
雪洞を掲揚する行事だけではなく、実は「夏越祭」「立秋祭」「実朝祭」という神事が中心に構成されています。
8月6日は「夏越祭」・・・この祭典は夏の終わりに行われる祓いの神事で、
源平池畔で古式祓神事が行なわれた後に茅の輪をくぐり、無病息災を祈ります。
祭典では4名の巫女による夏越の舞も奉納されます。
8月7日は「立秋祭」・・・昭和25年より始まった、夏の間の無事を感謝し、稔りの秋の訪れを祝う祭典です。
8月9日は「実朝祭」・・・源実朝の誕生日に執り行うお祭りで、昭和17年より始められました。
実朝の遺徳をしのぶとともに、文芸に優れた実朝公にちなみ、例年、短歌会が催されます。
新型コロナウイルスの新規感染者数が増えていますので、感染対策をしっかり行い、素敵な夏をお過ごしください。