満福寺
本部があります腰越には満福寺とゆうお寺があります。
今、テレビで放送されている【鎌倉殿の13人】で菅田将暉さんが演じた源義経とゆかりがあるお寺です。
江ノ電の腰越駅から徒歩4分、線路沿いを海方面に歩いて踏切を渡ったところに満福寺があります。
奈良時代、関東に悪い病気が流行していたとき、聖武天皇にこの病気を排除するよう命じられた行基(仏教僧)が鎌倉にきて、
前に広がった海原と後ろの山並みがとても美しいこの場所で祈りをささげると不思議に病気がおさまったといわれ、
功徳をたたえてここに寺を建てることにしたと言われています。
壇ノ浦で平家を滅ぼした源義経は、鎌倉に凱旋しようとしましたが、兄の頼朝は鎌倉に入ることを許しませんでした。
義経は弁慶と共に腰越の満福寺に留まり、大江広元を通じて頼朝の許しを得ようとしたが、許されることはなく再び京へ戻ります。
満福寺に留まった時に弁慶が書いた【腰越状】の下書きと言われているものが保管されています。
弁慶が書き、義経が筆入れして直したと伝えられている腰越状は、展示されているので私たちも見ることができます。
また、境内には下書きをする弁慶と義経の像が本堂左手前にあります。
また、満福寺には寺猫のべんけいちゃんが居るようなので、遭遇できたらラッキーですね(^^♪